【2005年5月】
5月2日(月) テッド・チャン原書。英語の短編SF?を勝手に翻訳してみたよ。SFセミナー。
ずいぶんと久しぶりに書くなあ。
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大型書店の洋書売場を覗いてみたところ、テッド・チャン「あなたの人生の物語」の原書が置いてあった。なんの気なしにパラパラめくっていたところ、短編「理解」のラストのほうに「プラグマティズム(pragmatism)」という文字を発見。
「あれ、そんな内容は翻訳にあったかなあ。……ええと、思い出してみるに、確かこの部分って凄くしょーもないことが書いてあって、それで俺が激怒したんじゃなかったっけ?」
などと考えながら、ハヤカワ文庫の棚に行って翻訳文をチェック。んで、そこにあった訳文はというと、これが「実利主義」なのでございました。
ぎゃー。
それって最悪の訳語選択ではないかしら? 逃げではあるけど、素直にプラグマティズムとカタカナ表記するのが一番マシだと思うですよ。
ところで、「唯美主義(aestheticism)を奉ずる超天才が、自らを再プログラミングしながら、同じく超天才のプラグマティストと闘う」という筋書きだけを抜き出してみると、「理解」という作品が何だか面白そうに思えてきてしまったので困るのでした。
知人:「……でも『理解』って、そんなに高尚な内容のことを書いてましたっけ?」
僕: 「……違うんじゃないかな」
「理解」の筋書きが面白そうに思えてしまった理由としては、少し前までリチャード・ローティ「偶然性・連帯・アイロニー」(とても面白うございます)なんてものを読んでいたせいで、プラグマティズムとやらについて考えていたということがあるのだけど、その話はまた今度。
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そういえば、英語の短編SF?を勝手に翻訳してみましたよ。原文は名作の誉れ高い作品なので、僕の訳文の質を差し引いても、それなりに楽しめるのではないかしら。短いから、すぐ読めますし。
あ、そうだ。非常に朗読に向いた作品だと思うので、皆様各自で脳内音声を再生しつつ読まれると良いように思います。僕のことを個人的に知っているかたは「ナレーション:僕」で読んでもらうのが良いかも(←えー)。
それでは、こちらのリンクからどうぞ⇒■
よろしければ、感想、誤訳の指摘、お叱りなどをはてなダイアリーのほうに寄せていただけると幸いです。作品を訳してみての僕の個人的な感想も書いてあります。
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明日のSFセミナーに行きますよ。合宿にも居ますよ。
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